ダポキセチンの開発について

ダポキセチン配合の薬、プリリジー世界初の医療用内服薬である早漏改善薬として、ダポキセチンは開発されました。
ダポキセチンは医薬品であるプリリジーの主成分として配合されているもので、2009年にジョンソン・エンド・ジョンソンの製薬部門の、ヤンセン製薬によって開発されたものとなります。
元来は抗うつ剤として開発されていたものでですが、うつ病の治療においてダポキセチンを服用していた患者の中から、射精時間が長くなったという報告を受けて、それにより早漏治療薬として販売されるようになります。
射精は脳内のノルアドレナリンによって支配されていて、ノルアドレナリンが増加したときに射精が行われます。
脳内には神経伝達物質としてセロトニンがあり、ノルアドレナリンやドーパミンを抑制させる作用があります。
脳内のセロトニン量が減少することで、ノルアドレナリンを抑制できなくなると、早く射精してしまうことになります。
ダポキセチンはセロトニン再取り込み阻害薬に該当する医薬品で、セロトニンの再吸収を阻害する効果があるために、脳内のセロトニン濃度を高めることが可能となり、それによってノルアドレナリンの分泌を抑制させることに繋げられます。
ノルアドレナリンの分泌を抑制させることで、射精時間を延長することが可能となるために早漏治療薬として医学的に効果が認められています。
現在では、世界の60か国以上でダポキセチンが配合されているプリリジーが認可を受けており、30か国以上で販売されています。
日本ではプリリジーの許可を得ている医療機関だけが、取り扱いを認められています。
プリリジーは国内において未承認薬となりますが、早漏治療を専門的に行っている一部のクリニックに対して厚生労働省が許可を出しているために、処方を受けることができます。